2010年4月22日木曜日

あきらめないこと

久々のエントリー。ツイッターのやり過ぎですね!?

昨年度末は怒涛の日々。
いくら作成しても終わりの見えない書類の山、日々続く会議、人事の話題、など・・・。
本業は医師だが、3月はもはや別世界で仕事をしているようだった。
管理業務の重責を肌で感じる毎日、今は少したくましくなったかな・・・?

何度も「もうやめたい!」「誰かに仕事やらせたい!」と投げ出しそうになった。
それでも何とかあきらめずにやってこれたのは、外来にやってくる子どもたちとその親のおかげである。

発達障害を抱える子どもとその親御さんは、多くの日々を「もうやめたい!」「誰か代わってよ!」と思いながら日々の生活を送っていることだろうと想像する。
それでも、あきらめないのは、子どもも親も何かが変化した時の喜びを知っているからだ。
何かできるようになること、それは朝早く起きられるようになったり、あいさつができるようになったり、感謝の意を伝えることができたり・・・
これは、子どもと親の「あきらめない」姿勢がもたらす結果なのである。

書類作成の無限ループの渦の中にいながら、ふとこのような気持ちが湧きあがると、
「書類や会議くらいで泣言もらしているな!子ども達やお父さんお母さんに示しがつかないだろ!」
と自らに発破をかけてきた。
ツイッターでもかなり励まされた。「頑張って」と。純粋にとてもうれしかった。

私は医師という立場での支援者であるが、実は色んな人に囲まれ育てられていることに気がついたこの春。
そして、少しずつ、朗報、吉報が舞い込んできている。
「あきらめなくて」本当によかった。

1 件のコメント:

「国立のぞみの園を歩いて」 さんのコメント...

これからも、あきらめずに、歩んでください。
蔭ながら、エールを送っております。
そんな気持ちも込めて、上のリンク先で語りました。