昨日スクールカウンセラー対象の講演会があり、私の講演後に症例検討会もあってスーパーヴィジョンをお願いされた。緘黙状態を呈するケース。
実は講演会の前にプールでひと泳ぎしていたら、おそらくスクールのこどもたちがいっぱいやってきて、コーチの指導を受けながら皆楽しそうに、そして一生懸命泳いでいるのをしばらく眺めていた。
そして、「選択性緘黙」と「スイミングスクールのこどもたち」について考えていた。
緘黙の子たちは、その様子から「おとなしい」「運動よりも図書館で本読むのが好きなタイプ」などとほぼ自動的に規定されてしまうことが多いような印象である。
緘黙の子たちの多くは「自分が話している姿を周囲にどうみられるのかが不安で怖い」のであって、決して大人しくしたいとか、本が大好きだから図書館へ、というわけではない。周囲がそう見ているから、決めているから、そうせざるを得ないのであって、本当は目いっぱい運動したりしたいと思っていたりもするのだ。
緘黙の子たちの多くは「自分が話している姿を周囲にどうみられるのかが不安
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