2010年1月6日水曜日

師との出会い

あけましておめでとうございます。

2010年初めてのエントリー。

今日は地元で発達障害の講演会。
このblogにエントリーしている内容を、自分の体験として教育関係者に伝えてきた。
聴講者はそれぞれ思うところがあっただろうか。是非、日々の支援に生かしていただければと強く願う。

私が児童精神医学を志すようになったのは、
尊敬してやまない師との出会いからである。

師との出会いは、私が研修医として社会に飛び出した時からである。
現在私の臨床、研究、教育における信条、哲学を師から全て学ばせてもらった。
非行臨床という、当時は私にとって未知の領域に足を踏み入れることになった時も、師は私の訴えを全て受け入れてくださった。それは単に受容的というだけではない、「包まれた」中での厳しさがあったように思える。
臨床場面の厳しさを師とともに体験し、そして語る継続性があった。
師からの助言は全て聞き込んだ。雑念を取り払い、師の言葉だけに集中して心を研ぎ澄ませた。

何かを志そうとした時、揺るぎないものが必要となる。
私にとって師の存在はまさに「揺るぎないもの」である。

何があろうとも、困難に立ち向かい、前を見据える努力を惜しまない姿勢を貫くこと、が私の信条。
それは絶対的な「師」の存在があるからこそ、である。

その「師」が私の拙文の一部をupしてくださった。
こちらです。
恥ずかしさもありますが、純粋に、嬉しいです。ありがとうございます。

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