こどもたちは夏休みになったので、学校の教員と面会する機会が増
教員からの相談内容としては、指導に難渋しており指導方法がわか
話を色々と伺っている中で、こどもたちに不評な教員の共通因子を
それは
発達障害に関する知識は豊富でよくお勉強されており、教員間では熱心との評価である一方で
「指導しよう」「教えよう」「援助しよう」という気持ちが強すぎ
であった。
自らの指導にのってくれるこどもは「良い子」で
指導にのらないこどもは「困った子」と区分しているように思えて
このようなタイプの教員からは
「是非指導方法について教えていただきたい」「通級指導教室を勧
「こどもたちの話を聞いてあげてください」
とだけお答えしている。
指導や援助のヒントそのものが書籍やネットに書かれているわけではない。
書かれているのはあくまで「知識」や「情報」に過ぎない。
本人の中に、そのヒントが必ず存在しているはず。
本人との対話より得られたヒントから、指導や援助の方針について書籍などで得た知識や情報を駆使し、肉づけしたりそぎ落としたりしながらアレンジしていくものだろう。
そして、こどもたちが信頼し好きな教員の共通因子は
話を聞いてくれること、であった。
原点回帰。指導に行き詰ったら足元を見つめなおしてほしい。
1 件のコメント:
お久しぶりです。斎藤です。
スクールカウンセラーとして頑張っています。
先生のブログを拝見して、いつも自分の臨床の立ち位置を確かめさせていただいてます。ありがとうございます。
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